こんにちは。
美和(はぴ☆みわ)です。
先日立てた目標、早速守れない状況に陥っていますが・・・。
ここ数日、いろんなことでバタバタしていて、本当に時間がない。
体力がない。
ストレス半端ない・・・。
実は先日、長男にょろと次男ぽん太を巻き込んだ、不愉快な出来事がありました。
要は、からかわれたり、意地悪をされたということなんですが。
今日は、『子どもが友達・上級生に意地悪をされた時、親はどうすべきか?』について、考えたいと思います。
正直な話、答えは出ていません。
それでも、これまで私が考えて来たこと、今回の出来事を踏まえて色々感じたことをまとめていきます。
ぽん太、洗礼を受ける。
4月に小学生になったぽん太です。
にょろは6年生で、ご近所には1年生の男の子も住んでいるし、まぁ何とかなるだろう、何とかなってほしいという気持ちで日々送り出していました。
最初から、心配はしていたんですよ。
ぽん太はにょろの弟なので。
というのも、にょろは彼なりにうまく立ち回っていますが、どちらかと言えば「からかわれる」側の人です。
にょろたちが通う小学校は全体的に荒れていて、特ににょろの学年である6年生はその筆頭。
人の悪口を言う
人をからかう
いたずらをする
そんなことは日常茶飯事。
今の6年生は、1年生の頃から力関係が出来ており、これまで折り重なってきた根深いものがあります(先生談)。
にょろはそんな中に4年生の夏に入ったわけですが、その頃にはもう
「転校生には意地悪をする」
そういう空気が出来上がっていて。
もちろん、全員がそういうわけじゃありません。
大半の子が快く受け入れてくれていたと思う。
最初は。
頭の良い悪い子たちは、最初から手出しはしません。
様子を伺い、それなりに関係を築いてから掌ひっくり返すんだよ。
最初から意地悪してくる子も中にはいるんだけどね。
まだその方がかわいい。
そして、普段はにょろの横にいるのに、そういう空気になったらあちら側に寝返る子もいます。
翌日にはまたにょろの横にいる。
なんか腸内の悪玉菌と日和見菌みたいでしょ。
実際、そういう感じです。
善玉菌はそんなにいない、悪玉菌と日和見菌が多い、よろしくない腸内環境。
悪玉菌も、常に悪いわけじゃないんです。
にょろは日々、そういうことに振り回されつつも、上手く受け流したり距離を取ったり、自分の中で消化しながら6年生になりました。
そこへ入って来たのがぽん太です。
新しいターゲット以外の何者でもない。
6年生にランドセルを叩かれる。
まず、ランドセル事件の前日に、ぽん太を巻き込んだ、にょろがからかわれる事件がありました。
にょろの同級生が、わざわざぽん太のところに行き(この日、にょろの班はぽん太の隣のクラスが掃除場所だった)、嘘を吹き込んだんですね。
にょろはその場で否定したものの、ぽん太は状況がよく分かっていない。
と思ってる(素直)。
にょろは否定したそうだけれど、ぽん太が信じてしまっていることが悔しかったようで、その日は帰ってきてからも荒れていました。
私は先にぽん太からの話しか聞けていなかったから、にょろに何か良くないことがあったのではと思っていたので、それもにょろの悔しさを倍増させたようでした。
改めてにょろからも話を聞き、ぽん太からも話を聞いてみると
そのあと「握手してください」って言われたから握手したよ。
間違いなくからかってるでしょ、これは。
メンツを聞いてみると、そういうことを率先してしそうなのが2人。
そして日和見が1人。
日和見、朝も帰りも一緒の子だよ。
ホントやめてくれよ・・・。
にょろにも詳しく話を聞いてみたところ、実際ににょろが泣かないといけないような事は起こってないとのことでした。
こういう出来事があった翌日。
今度は違うメンツから、ぽん太がランドセルごとバンバン叩かれるという、ランドセル事件が発生したわけです。
直接乗り込むか、学校を挟むか。
それは学校の行き帰りに起きたことだったので、相手は超ご近所さんです。
もう目と鼻の先よ。
子ども同士の付き合い以外の交流はないけれど、家の場所も分かる。
帰ってきてから
と言って泣いているぽん太を見て、前日のこともあって頭に来た私は、マジで乗り込もうかと思いました。
正直な話、今も全然お母さんとは交流がないし、そういうことをする子どもがいるご家庭とは、縁が切れても構わない。
そう思ったから。
でもにょろの立場を考えると、そういうわけにもいかんのですよ。
まだ小学校は1年ある。
中学校も入れれば4年ある。
ぽん太がランドセルを叩かれた時、にょろも一緒にいたので助けてくれれば良かったのに、にょろは何もしなかったらしい。
言えるわけないでしょ。
相手は6年生だよ。
にょろがいる分、兄弟がいない1年生よりは耐性があるかもしれないけど、言えるわけないよ。
自分に手を出してくる6年生、怖いに決まってる。
とはいえ、にょろの立場も分かるんです。
ここで口を出したら、坂を転がり落ちるように状況が悪くなるかもしれないから。
でも親としては、弟を守って欲しかった。
親のワガママかもしれないけど。
にょろと話をすると、
なんて言う。
えー、そうなの?
まぁ、家が近いわりにあんまり交流がある感じでもなかったけど。
今日、△△くんたちがぽん太のランドセルを叩いても何も言わなかったってことは、にょろはぽん太より△△くんたちの方を選んだってことだよ。
縁が切れてもいいって思ってる子の方を選んだんだよ。
さすがにこれはにょろもショックだったようで、ぽん太に謝りまくってました。
とも。
実際、翌朝△△くんと一緒になったときにも、にょろが彼からぽん太を引き離すように位置を代わってくれているのが確認できました。
よくやった、にょろ!
直接話をするのは難しい。
ご時世もありますが、やっぱり何かあった時に直接相手のお家の乗り込むのは、得策ではないと感じます。
ワンクッション置いた方が、こちらも気が楽だし(怒鳴り合いになったり、こちらが言い負かされることだってあり得る)、後から問題になりにくいんじゃないかと思います。
とはいえ、学校を挟むと
「あいつはすぐ先生に言う」ということになって、状況が悪化するのではないかという心配も起こります。
それは直接乗り込んでも同じことだけど。
今回、△△くんと一緒にランドセルを叩いた〇〇〇くんが、朝も一緒に登校している子だったこともあり(上記の日和見とは違う子。ってか朝も手を出されてたんだよー)、
( ノД`)シクシク…
と言ったため、〇〇〇くんのお母さんに事情を話して・・・ということになったのだけれど、やっぱりこじれた感があるよ。
にょろから話を聞いていると、〇〇〇くんとにょろの間はこじれてない感じがするんだけど(学校でもちゃんとやり取り出来てるらしい)、にょろと〇〇〇くんで
「もうぽん太は大丈夫だから、明日から一緒に行こう」
と言っていたにも関わらず、〇〇〇くんのおばあちゃんが〇〇〇くんのいとこ(朝一緒に行ってた)を迎えに来たりして(しかもこちらに塩対応。こっちが被害者なんですが)、何かもう・・・
そういうこともあるので、何か子どもの間で問題が起こった時は、学校を挟んだ方が気楽かもしれません。
おばあちゃんの立場からすれば
「それくらいのことで目くじら立てて、孫がかわいそう」
くらいの感覚なのかもしれませんが、お孫さんがそういう状況に陥ったのは、そもそも手を出したからですよ。
ってか、こちらはお母さんに
「もうぽん太も大丈夫だから、また一緒に行けたら」って連絡してたんだけどね。
なんかこちらが気を使ってアレコレ考えてるのがバカらしくなったので、にょろには〇〇〇くんとしっかり話して、一緒に行くのか行かないのか決めてくるように言いました。
もう私は介入しない、介入しない、介入しない・・・(ノД`)・゜・。
親御さんとの距離感も難しいなと思いましたね。
顔を見て話したわけじゃないから、ニュアンスなど伝わっていない部分もお互いにあるんだとは思いますが、適度な距離感、保たないといけないなと感じます。
学校の対応。
ぽん太がランドセルを叩かれた日、私はにょろの担任の先生に電話をしました。
翌日に個人懇談を控えていたので、そこでもいいかなって思っていたんだけれど、先延ばしにしてまた同じことが起こったら嫌だと思ったから。
私もその先生とのやり取りが初めてで、ちょっと緊張していたのと、感情が先走っていた部分もあって冷静に話が出来たかどうかは分からないけれど、とりあえず先生に話をしました。
前日に、ぽん太を巻き込んでにょろがからかわれたこと、ぽん太がランドセルを叩かれたこと。
先生は、ちょっと不服そうというか、面倒くさそうな感じを受けたのだけれど、翌日の個人懇談で話した時には、しっかり対応してくださっていました。
やはり、顔を見て話さないと伝わらないことってありますよね。
先生も昨日の時点では、私のことを「ただ感情的に訴えてきた面倒な母親」としか感じなかったのかもしれないし(^^;)
先生からは
●ぽん太を巻きこんでにょろをからかった子たちには、個人的に話をしたら行為を認めたため、反省を促した
●ぽん太のランドセルを叩いた子にも話をしたところ、行為を認め、自発的ににょろを通してぽん太に直接謝りに行ったのを確認した
との報告を受けました。
1つ目については、にょろが
と言っていたので、それを先生にお伝えしていました。
だから
「にょろくんもこちらが話しているのを気にしている風だったけど、にょろくんとは直接話はしていません」
とおっしゃっていました。
そこを無理やり話そうとする先生もいる中で、きちんと気を使ってくださってありがたかったです。
そして私、今回の件で担任の先生がアテにならないようであれば、今度は校長先生に話をしに行こうと思っていたのだけれど、なんと校長先生にきちんと報告してくださっていて、そこもありがたいなと思いました。
とても難しい学年だから、先生次第ではダメになるだろうと思っていたけれど、その点は安心できそうです。
親として、どうするのが正しいのか?
子どもが同級生や上級生から意地悪をされた時、どのように対応するのが正しいのか。
私には答えが分かりません。
学校に連絡することで、からかい・意地悪から、本格的ないじめに発展する可能性があるからです。
幸い、今回はこういうことにはなりませんでした。
担任の先生ともお話ししましたが、
「1人1人はそこまで悪くない」んです。
数人が集まると、急に空気が変わる。
空気を変える人物がいる。
その空気に逆らえない子の人数が非常に多い。
そんな中で、自分の子どもが「からかっても良い対象」と思われていることも、とても気がかりです。
だけど、にょろが悪い方に空気を変える、その空気に乗っかる子でなかったことは、親としてはとても喜ばしいことです。
とはいえ、にょろだって常に正しい立場でいられないこともあるでしょう。
今回のように傍観者になることだってある。
子どもたちには「傍観者も加害者だ」ということを、しっかり教えないといけないと感じました。
その上で、にょろに言ったこと。
にょろには
と話しています。
今はまだ、どこのグループにも属さず、その時に集まったメンバーで遊んでいるにょろです。
その中でも距離感が近い子、近くない子はいますが、特定の子はいません。
5年生の頃先生に相談したら、男の子の場合、そういう特定の子が出来るのは中学生になった頃だそうですが、にょろも自分のことを信頼してくれていて、自分も信頼できる友達がいると話してくれました。
その友達を、ずっと大事にしてほしい。
その友達が困っている時、手を差し伸べられる関係を築いて欲しい。
親としての願いです。
もし親が動かなかったら?
今回私が「早く動こう」と思ったのには理由があります。
にょろが転入して間もなくのこと。
とある同級生から意地悪をされたとのことでした。
その時の私は、にょろの学年がどういう雰囲気なのか話せる人がいなかったこともあり、先生に伝えることでむしろ意地悪が悪化することを恐れて、にょろに
と言いました。
これから中学生になって、高校生になって、社会人になったら、もっといろんなたくさんの人と関わることになる。
これまでは自分に良くしてくれる人ばっかりのところにいたけど、これからはそうじゃない人ともたくさん出会うんだから。
ちょっとずつ慣れていくのも大切だよ
そんなことを。
にょろは納得したような顔をしていましたが、実際は私に失望していたかもしれませんね。
私に話しても頼りにならないと思ったかもしれません。
その後にょろは、意地悪した子たちを可能な限り避け、被害に遭わないようにしていましたが、係活動が一緒になったのをきっかけに、その同級生とはうまく付き合えるようになったそうです。
そして、にょろは「自分の中で消化する」術を覚えました。
出来るだけ翌日には引きずらない。
自分なりに折り合いをつけ、気にしないようにする。
それだけのことが出来るようになるのに、どれほどしんどい思いをしてきたのか・・・。
今回先生に「話をしたくない」と言ったのも、自分の中で折り合いをつけたのを蒸し返されたくないと思ったからかもしれません。
私は、あの時にょろの現状を先生に訴えなかったことが、ずっと気になっていました。
あの時先生に話していれば、にょろは「からかっても良い対象」とは思われずに済んだのかもしれない。
しんどい思いをしなくても、楽しく小学校に通えていたのかもしれない。
後悔がずっとありました。
だからもう、「学校に伝える」「相手に伝える」という選択肢しかなかったんです。
まとめ
結局のところ、何が正しいのか、判断が出来ません。
先生に話しても、直接相手の親御さんに話しても、「これで良かったのか」という不安は消えないからです。
今でもずっと思っていますから。
「話したことで悪化するかもしれない」
その不安は消えないんです。
だけど、行動することで「話しても助けてくれない親」にはならずに済むのではないかとは思います。
「意地悪をされても、親に話せば何とかしれくれるかもしれない」
子どもたちが、そう信じてくれるのではないかと思っています。
昨日、ランドセルを叩いたにょろの同級生とにょろが遊ぶ機会があったため、にょろが話をしたところ
とのことでした。
ぽん太のことを考えてくださったのか、こちらと距離を取りたかったのかは分かりませんが、それが分かっただけで少しスッキリしました。
〇〇〇くんとにょろの間に、わだかまりはないようです。
そして、〇〇〇くんの親戚の子とぽん太の間にも。
今回のような場合、親同士がギクシャクしてしまうのはどうしても避けられないのかもしれません。
ですが、子どもたちがこれまで通りやり取りが出来るのなら、親同士がどういう関係であろうが、それはもう割り切るしかないのかなと思います。
「子どもが仲良くしたい相手」と「親が仲良くしてほしい子」って違いますしね(^^;)
眠れない日もあったし、ひとりで泣いた夜もあったし、とても疲れた1週間でしたが、私ももう割り切っていかなくてはと思っています。
余談。
にょろをからかった子の中に1年生に兄弟がいる子がいたので
そしたらにょろの気持ちが分かるんじゃないの?
と言ったら、にょろは
とハッキリ言いました。
いい子に育ったよ(´;ω;`)
最後までお読みいただき、ありがとうございます☆
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