前回更新してから息子は着実に回復し、体温も滅多に37度を超えなくなりました。
私はと言うと、ちょうど1週間くらい前に38.4度の高熱を出し、親に来てもらうという事態に。
Oさんが岡山入りする前日だったんだ、熱出したの。
18時頃喉の異変に気付いて、時々うがいしたりはしていたんだけれど、だんだん体が怠くなってきて熱を測ったら38.4度。
それが22時過ぎです。
今年に入って喉が痛くなる風邪は(今回を除いて)2回ほど引いたけれど、どっちも熱はそこまで出なかった。
たぶんそれまでの疲れと、女の子デーと重なってしまったのとで、熱が出たんだろうと思う。
それにしても、喉の異変から熱が出るまでの時間が短いこと。
先月末に息子が高熱出した時も気付いたら熱出てた感じだったから、今回の風邪はそういうものだったのかも。
この日は別室で寝かせてもらって、次の日の朝たまたまこのブログを見た親から電話がかかってきて(にょろの体調を心配して)、私の状況を言ったところ、泊りがけで来てくれることになって。
これでにょろの面倒は見てもらえるから安心だと思ってたら、保育所に行く直前ににょろが「お腹が痛い」とか言い出すし。
とりあえず私の病院の前ににょろを市民病院の小児科へ。
お腹はまったく問題がなかった。
お腹を痛がったのも、便通があった後の数分間だったから、そのせいだったのかも。
ちょっと硬めの便だったからねぇ。
それ以降お腹を痛がることもないし、至って元気だったから、念のため整腸剤だけ出してもらって保育所へ。
そのまま私は耳鼻科へ行って診てもらって。
Oさんの蓄膿がだいぶ良くなって、息子の中耳炎がやっと完治して通わなくて良くなった矢先、今度は私ってことで、スタッフさん全員が「今度はお母さん?」みたいな。
なんか次から次で申し訳なくなっていたところ、先生からは「気にしないで」と言われたんだけど(まぁ先生は商売だから)、ホント家族全員でほぼ同時期にお世話になるとか、ありえないよなーと思うと恥ずかしかった。
しかも私、3人の中で一番耳鼻科に慣れてないのね。
前回(1月)に診てもらったときもそうだったけど、「上向いて」「顎下げて」とかの指示が半端ない・・・。
これも恥ずかしい理由のひとつ。
何回行っても緊張して、うまく診てもらえないというか。
けど、5月末の風邪が長引いたときに「喉が痛い時は耳鼻科に行かないと早く治らない」と学んだから、迷わず耳鼻科に行ったんだけれど。
先生は「1月の方が喉の腫れはひどい。でも熱は出てなかったからな。最近こういう風邪が流行っているんですよ」と言われ、今回は1月のときとは違ううがい薬とか飲み薬がいくつか出て、「気になるようなら吸入に通ってください」と言われたから、次の日も診てもらった。
その時、この耳鼻科が休日当番医で「日曜日においで」と言われたので、土曜日は行かなかったんだけれど、日曜日にはかなり良くなっていて「今ある薬を飲みきったら終わりにしていいよ」と言われて、私も完治。
両親に来てもらった日、私は限りなくゴロゴロさせてもらい(夕食も作ってもらい)、息子のお風呂も全部してもらい、ついでに私は別室に寝かせてもらい、息子に移すこともなく治すことが出来た。
まぁ、息子からもらった風邪だった可能性が高いから、移らなかったのかもだけど・・・。
でもそんなの分からないし、息子は喉が赤くなっても教えてくれないから(痛くないらしい)、もし移ってて突然熱が出たらと思ってヒヤヒヤしていたから、本当に移らなくて良かった。
今回は、親にも助けられたけど、周りの人にも非常に助けられた。
息子と同じクラスで支援センターからのお友達の子のお母さんは「何かあったら手伝いに行くから言って」と言ってくれ、そのお母さんから話を聞いた別のお母さんが「もし送り迎え無理なら私が迎えに行くよ、買い物も代わりに行くよ」と言ってくれ。
本当に心強かった。
ひとりじゃないと思えた。
実際は親が来てくれたけれど、熱が出た時点では来てくれるとは思っていなかったから、親の力を借りることは出来ず、Oさんも岡山に行ってしまってひとりなのに、これで息子に移ってまた息子が痙攣起こしたらどうしよう、私ひとりで全部しないとと思って途方に暮れていたから、保育所が一緒のお母さんの心遣いが、ありがたかった。
府中に来たとき誰一人知り合いがいなくて、きっとそういう状態がずっと続くんだろうと思っていたから、こんなふうに弱っているときに「助けるよ」と言ってくれる人たちに巡り合えたというのは、本当に本当に奇跡だと思った。
周りの人の優しさに気付けたのも、私が熱を出したから。
それは決して良いことじゃないけど、悪いことだけでもない。
転居が決まったこのタイミングで寝込んだことは、私にはとても良かったことだと思う。
引っ越しても、お付き合い続けていけたらいいなぁ。
今日、保育所の方で子どもたちにうちが転居するという話があったそうで。
迎えに行ったら「あと何日?」「違う保育所に行くの?」「まだ遊べる?」などなど、子どもたちが声をかけてくれて。
なぜか女子人気の高い息子ですが(ひとりで出来ないことが多いからかな? 母性本能くすぐるタイプ? よく面倒を見てもらっているようだ)、声をかけてくれたのは男の子が多かったな。
帰り際、エントランスで同じクラスの子のお母さんに会ったら、「今、息子からにょろくん引っ越すって聞きました」と言われ。
もうその子、涙目になってんの。
どうもそのお宅もこちらに転居してきたらしく、その時のことを思い出して切なくなったらしい。
自分の経験と重ね合わせたんだとしても、息子が引っ越すということで泣いてくれるなんて思ってなかったから、なんか嬉しかったな。
当の息子は、まだ引っ越すというのがどういうことなのか、分かってないみたい。
寂しくなるのは岡山に引っ越してからかなー。
ってのんきに更新してる場合ではないかもしれないけれど、息抜きも必要。
荷造りは、おそらく間に合うと思われます。
一番の難関は片付いた。